クラウドサービスの活用について

クラウドサービスの活用について

平素よりお世話になっております、システム開発本部 基礎開発部の古川と申します。
私が所属するチームは、主に3eLIVEの基盤づくりを行っております。

今回はクラウドについての記事のオファーを頂きましたので、当社とクラウドサービスについてご紹介させていただきます。

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目次

    クラウドとは

    クラウドとは、以前は社内やデータセンターにあったサーバーやネットワーク機器を、インターネット越しに配備・利用することができるサービスを指します。クラウドを利用する事で、サーバーを購入する必要がなく、かかる費用は利用時間に応じた利用費のみとなり、試験的なサービスであっても気軽に提供する事が可能となります。

    当社の3eLIVEでは、業界で先行したAmazonが提供するクラウドコンピューティングサービスAWS(Amazon Web Services)を主に利用しています。AWSは世界中で利用することができ、世界中にデータセンターを持っています。

    当社が利用するのは主に"東京リージョン"と呼ばれる東京のデータセンターなのですが、驚きなのはデータセンターのエリアを指す"リージョン"の一つに、AWS GovCloud (US) Regionsと呼ばれるアメリカ政府専用のエリアがあることです。DoD(米国防総省)やCIAもAWSを利用してクラウドコンピューティングを利用しているそうです。セキュリティ面もDoDやCIAのお墨付きで安心です。

    他にクラウドコンピューティングサービスは、MicrosoftのMicrosoft Azure、GoogleのGoogle Cloud Platform(GCP)、IBMのIBM Cloudなどがあり、それぞれ良いところ取りで利用させていただいております。

    当社でのAWS活用

    当社は2013年から3eLIVEでAWSを利用したサービス提供を開始させていただきました。ちょうど製薬業界で言うメガカンファレンスが始まった頃です。当時は一般的に数百人規模の想定視聴者でしたが、メガカンファレンスでは数千人規模の視聴者数が想定されました。「そのような人数を、(当時の)当社のインフラでは受け入れられない、困った!」という出来事がAWS利用の始まりでした。

    利用を開始すると独特の難しさがあるものの非常に便利で、作って失敗してはリセットする事ができ、使ったエンジニアはAWSを大好きになりました(主に私が!)。

    最初は多くの視聴者にサービス提供することが目的でしたが、その後クラウドに対する知識を習得しつつ構成の継続的な改善を行いました。現在は、サービスをいかにダウンしにくくするか、という可用性の部分で絶大な効果を持っています。
    1台のサーバーがダウンしても、別のサーバー、また別のサーバーがある、というバックアップまたは多重化の構成です。巨大なインフラ設備を持つクラウドだからこそ贅沢に、それでいて安価に利用できます。その特徴は、製薬会社様の重要なライブ配信をお届けする3eLIVEをしっかりと支えてくれています。

    これからのクラウドの広がり

    これからはどの業界でもクラウドが主軸で利用されることになると思います。米国政府は先駆けでしたが、日本の行政もクラウド・バイ・デフォルトの原則* を発表し、これからは第一候補としてクラウドの利用を検討する、とのことです。

    参考:クラウド・バイ・デフォルトの原則
    政府情報システムにおけるクラウド サービスの利用に係る基本方針
    https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/cloud_%20policy.pdf

    業界も、従来はデータの外出しなど考えられなかった医療や銀行などにも利用実績が増えてきています。それだけクラウドのセキュリティは非常に堅牢(専門家が取り扱う前提ですが)で、クラウドのメリットは大きいものとなっております。

    また、従来の単にサーバーを借りられるだけではなく、新しくクラウドが生み出した設計も普及しつつあります。一例として、サーバーレス・アーキテクチャと呼ばれる構成があります。利用するエンジニアは、サーバーを意識することなく、落ちにくく、使っていないときは課金されない構成です。簡単に高可用性・高耐久性・高機密性を持った構成を作ることができ、企業は価値あるアプリケーションの構築にエンジニアを集中させることができます。こういった背景から、クラウド・ファーストな世の中が更に加速していくことと考えています。

    当社でもAWSをはじめとする認定資格者を増やし、さらにクラウドのメリットをお客様にご提供できるよう努力しております。

    また、当社はクラウドが好きなエンジニアのキャリア採用も行っております。ご応募をお待ちしております。

    今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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