読書嫌いのための読書術

読書嫌いのための読書術

こんにちは。
突然ですが、私は読書が嫌いです。ですが収入と読書量に相関関係があるという説を真正面から受け止め、毎日本を読んでいます。

参考:Google検索「読書量 年収 相関」

読書が嫌い、その気分をより正確に言うならば、「古今東西の本に書かれている森羅万象の圧倒的な情報量や偉大さを思うと、『読書』という行為が、エベレストの様にそびえ立つ知識の山を匍匐前進(ほふくぜんしん)で登っていくかのように思えてつらい」となります。

果たして自分はこの先死ぬまでに何冊の本を読むことができるのだろうか。ものすごく面白い本に出会えずに死んでしまうかもしれない。古典や外国の本を心の底から楽しめていないのではないか。などと、本を読む前から自分の矮小さに落胆し怖気づいてしまうです。脳につけたUSB入力端子から直接本の内容を流し込めたらいいのに。

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目次

    日本人の読書量は年々減少している

    さて、皆さんはどれくらい読書をしているでしょうか。
    文化庁が平成30年に16歳以上の男女に行った調査では、日本人の読書量が年々減少している、また、読書量を増やしたいと思わない人が増えているという結果となっています。

    出典元:文化庁ホームページ「国語に関する世論調査
    https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/

    出版物の市場規模も年々縮小の傾向にあります。

    出典元:全国出版協会ホームページ
    https://www.ajpea.or.jp/information/20190125/

    インターネットやスマートフォンに可処分時間を奪われて、、、といった話をよく聞きます。私もインターネット大好きで、気づくとスマホ画面を何十分も見ています。インターネット中毒は現代病とも言えるかもしれません。

    ただし、ものすごく忙しいはずのビル・ゲイツがものすごい量の本を読んでいることを思うと、シンプルに「我々は努力が足りないんだな」と感じます。

    参考:Google検索「ビル・ゲイツ 読書量」

    読書継続のために意識したこと

    読書嫌いなわたしですが、意識的に3つのことを変えることで、毎日の読書が継続できるようになりました。目指せ年収アップ。

    読書時間を毎日確保する

    1つ目は、「月に○冊」などの読書量をKGIとするのではなく、「読書時間を毎日確保する」というKPIを達成目標としました。1日10分でもOK!とルールをゆるやかに設定することで「本を読まないと」という義務感から開放されました。これならだれでも導入できるのではないでしょうか。

    じっくり時間をかける

    2つ目は、本の内容を理解するためにじっくり時間をかけることです。これは個人差があると思います。

    私の場合、手にとった本によっては書いてあることが難解で、途中で読みすすめるのが嫌になり離脱した経験が何度もあります。内容を理解できないことで焦りが生まれて、焦りが読書の楽しさを阻害して、、、と負の循環に陥ります。

    そんなときは、時間をじっくりかけて本に向かい合います。理解できないときは何度も読み返してしっかりと文章を噛みしめます。それでも理解できなければご縁がなかったということで諦めます。そんなものですよね。

    「読書=知識を得ること」だと思わない

    3つ目は、「読書=知識を得ること」だと思わない。
    以前は読書をするときに、「本からなにかしら知識を得よう」とか、「読んだ本の内容は頭に入れておきたい」と前のめりになっていました。

     しかし、一度本を読んだくらいでその内容を全て自分のものにできるとは限りません。最近では、知識を得るために読書をするのではなく、本を読む時間のなかで現在の自分と向き合い、自身の考えを深めるために読書をしています。

    3つの変化で焦らずに少しずつ歩みをすすめるようになったら、振り返ってエベレストの麓の景色を眺める余裕ができたような感覚があります。頂上に到達することはないでしょうが。

    読書嫌いの方にもおすすめしたい本

    最後に、のろまな亀のような私の読書経験の中から、読書嫌いの方にもおすすめしたい本を紹介します。

    檀一雄『檀流クッキング』

    檀一雄『檀流クッキング』

    「塩の分量などはまあ適当でよろしい」「サフランを入れても良いが、なに、塩コショウとお酒だけで結構だろう」などと豪快な表現が楽しい料理本。晩酌をしながら読めば非常によろしい。レシピの再現に取り組んでいる方もいます。

    参考:Google検索「檀流クッキング 再現」

    嵐山光三郎『文人御馳走帖』

    嵐山光三郎『文人御馳走帖』

    食にまつわるエッセイや短編作品を選り集めたユニークな一冊。森鴎外、幸田露伴、内田百閒、芥川龍之介、泉鏡花、川端康成、坂口安吾など。『食』がテーマだとそれぞれの作家がぐっと身近に感じられます。正岡子規の闇鍋は面白そう。

    池波正太郎『江戸前 通の歳時記』

    池波正太郎『江戸前 通の歳時記 』

    池波正太郎が書く食べ物は本当に美味しそう。池波小説に登場する飲食のシーンが、チャンバラと同じくらい楽しみでページをめくります。この本は小説ではなく食のエッセイ。これを読んで私は自分で手酌の瓶ビール派になりました。俺の酒は俺が注ぐ!

    参考:Google検索「池波正太郎 瓶ビール」

    今お腹が空いているので食べ物の本ばかりになってしまいました。よかったらぜひご賞味ください。

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